80年代のユーロビートシーンを代表するPWL Records。
Stock、Aitken&Watermanの手によるヒット曲は100曲を越えるが、
所属アーティストのトラブル等があり、3人は解散。
Mike Stock、Matt Aitkenの2人は後のコンビを組み、Love This Recordsを
設立。Nicki Frecnchの「Total Ecsplice Of My Heart」などのヒット曲を生む。
Pete Watermanは、STEPSを一躍スターダムにのしあげるなどマネジメントで活躍中。
また、所属のミキサー、Pete Hammond、Phil Harding&Ian Curnow、Dave Fordは、
日本で小室哲哉の作品のミックスを手がけるなど、World Wideに活躍。
・Upstroke/Agents Aren’t Aeroplanes(UK #81ー1984年)
PWL初期のディスコナンバー
・Dark Glasses/Edwina Laurie(1984年)
Nik Kershawのヒット曲「I Won’t Let The Sun Go Down On Me」の
B面に入っていた曲のカバー
・Divine・・・怪人?故ディバインの迷曲!?ユーロビートとガラガラ声の絶妙なマッチング。
・You Think You’re A Man(UK #16−1984年)
・I’m So Beatiful(UK #52−1984年)
・Can The Rhythm/Girl Talk(1984年)
ちょっとチープな感じのダンスポップソング
・The Big Kiss/Thereza Bazar(1985年)
Mix:Stock,Aitken&Waterman
男女2人組のポップデュオ「DOLLAR」の片割れのソロシングル。12インチのEXTENDED DANCE MIXは
SAWによるリミックス。
・Contract Of The Heart/Spelt Like This(1985年)
・Stop This Rumour/Spelt Like This(1985年)
男性3人組のポップナンバー。ハイエナジーサウンドではない、良質のポップスです。
・Say It Again/The Danse Society(1985年)
ちょっとSAWらしくない、NEW WAVE系の曲、
・The Three Degrees・・・70年代ジョルジオ・モロダーのプロデュースで活躍した3人組。
・The Heaven I Need(UK #42−1985年)
・This Is The House(1986年)
・Haywoode・・・プリンセス同様ブラックコンテンポラリー曲。
SINGLE
・Getting Closer(UK #67−1985年)
・You’d Better Not Fool Around(UK #82−1986年)
ALBUM
・Arrival(1985年)
・O’chi Brown・・・UKブラックコンテンポラリー。ヘイウッド、プリンセス同様ソフトなブラックミュージックと
なっている。
SINGLE
・Whenever You Need Somebody(1985年)
・100% Pure Pain(UK #97−1986年)
ALBUM
・O’chi(1986年)
・Princess・・・PWLの初期にもっとも力を入れたアーティスト。SAWがアルバム全曲プロデュースを担当。
SINGLE
・Say I’m Your Number One(UK #7−1985年)
・I’ll Keep On Loving You(UK #16−1986年)
・After The Love Has Gone(UK #28−1985年)
ALBUM
・Princess(1986年)
・Brilliant・・・ミディアムテンポのダンスポップグループ
SINGLE
・It’a A Man’s Man’s World(UK #58−1985年)
・Love Is War(UK #64−1986年)
・Somebody(UK #60−1986年)
ALBUM
・Kiss The Lips Of Life(1986年)
・Dead Or Alive・・・VocalのPete Burnsの強烈な個性とPWLのダンスビートがMIXされ日本をはじめとして
ユーロビートを浸透させた立て役者。
SINGLE
・You Spin Me Round(UK #1−1984年)
・Lover Come Back To Me(UK #11−1985年)
・Brand New Lover(UK #31−1986年)
・Something In My House(UK #12−1987年)
ALBUM
・Youthquake(1985年)
・Mad,Bad and Dangerous To Know(1986年)
・Phil Fearon・・・80年代初期にPhil Fearon&Galaxyの名で「Dancing Tight」をヒットさせた
UKソウルのアーティスト。PWLとは、下の2曲の他、Pepsi&Shirleyを手がけている。
シングル
・I Can Prove It(UK #8ー1986年)
・Ain’t Nothing But A House Party(UK #60ー1987年)
・Dance Love Your Away/Michael Prince(1986年)
Michael JacksonとPrinceから名前を取ったという安直な名前のマイケル・プリンス。
・Qu’est−Ce Que C’est/Splash(1986年)
Ian Levineによるリミックスバージョンはアップテンポなハイエナジーチューン。
・I Don’t Go To USA(Janet In Sank Kathrein)/Stephan Remmler(1986年)
Remix:Stock,Aitken&Waterman,Mix:Pete Hammond
ドイツでTOP5ヒットとなった「Keine Sterne In Athen」の英語バージョン。
詳細はよくわかりませんが、元TRIOというグループのメンバーだったようです。
SAWといっても原曲と大差なく平凡な出来です。
・Samba/Georgie Fame(1986年)
・Living Legend/Roland Rat(1986年)
メル&キムみたいなイントロの曲。どうやらTV番組のテーマ曲のようです。
・Mixed Up World/Timex Social Club(1986年)
Remix:Phil Harding with Stock Aitken&Waterman
「Rumours」がヒットした彼らのセカンドシングルをリミックス。
・New York Afternoon/Mondo Kane(1986年)
Georgie Fameをフィーチャーしたムード歌謡?SAWにしてはちょっと珍しい曲。
・An Everlasting Love In Everchanging World/Mondo Kane(1986年)
・Get Ready/Carol Hitchcock(UK #87−1987年)
オーストラリア出身のスキンヘッドのモデル。
・In Love With Love/Debbie Harry(UK #45−1987年)
元Blondieのデボラ・ハリーのソロシングル。
・Mind Over Matter/E.G.Daily(1987年)
PWL初期のハイエナジーサウンド。ジャケットには、プロデュースとなっているが
実際にはリミックスのみというウワサも・・・。
・Hazell Dean・・・SAWが手がけた初期のアーティスト。84年に発表した「気分はハイエナジー」(UK #4)
でSAWとジョイント。PWLとは2枚のアルバムを発表し、ハイエナジークイーンの地位を確立した。
SINGLE
・Whatever I Do(Whenever I Go)(UK #4−1984年)
・Who’s Leaving Who(UK #4−1988年)
・Maybe(We Should Call It A Day)(UK #15)
・Turn It Into Love(UK #214−1988年)
ALBUM
・Heart First(1984年)
・Always(1988年)
・Bananarama・・・サラ、カレン、シヴォーンの3人組。PWLで制作したアルバム「WOW!」でブレイク。
「Venus」は世界中で大ヒットを記録。マイケル・フォーチュナティの「Give Me Up」に
インパイヤされて作られた、「I Heard A Rumour」をはじめ、日本でもおなじみのヒット曲
を生む。シヴォーンは、88年に脱退し、後にシェークスピア・シスターズとして復活する。
SINGLE
・Venus(UK #8,US #1−1986年)
・I Heard A Rumour(UK #14−1987年)
・Love In The first Degree(UK #3−1987年
・Help!(UK #3−1988年)
・I Want You Back(UK #5−1988年)
・Movin’ On(UK #24−1992年)
ALBUM
・True Confession(1986年)
・Wow(1987年)
・The Greatest Hits Collection(1988年)
・Pop Life(1991年)
・Please Yourself(1993年)
・Pepsi&Shirley・・・WHAM!バックボーカルだったペプシ&シャーリー。アルバムクレジットでは、SAWの
プロデュースではないが実際はSAWのプロデュースらしい。
SINGLE
・Heartache(UK #2−1987年)
ALBUM
・All Right Now(1987年)
・Mandy・・・元モデルでDOAのピート・バーンズが仲介人となってレコードデビューを果たす。
SINGLE
・I Just Can’t Wait(UK #91−1987年)
・Positive Reaction(1987年)
ALBUM
・Mandy(1988年)
・Lady Marmalade/Jo Jo and The Real People(1987年)
Executive Produce:Stock,Aitken&Waterman,Produce:Phil Harding
SAWのクレジットは名前だけのような感じですが、ラベルのヒット曲をPWL流にカバー。
・Let It Be/Ferry Aid(UK #1−1987年)
念願のポールマッカートニーも参加した、フェリー事故の被害者救済の
チャリティソング
・Be Soft With Me Tonight/Gloria Gaynor(1987年)
Mix:Stock,Aitken&Waterman
「I Will Suvive」でお馴染みのグロリア・ゲイナー。
ソフトなバラードナンバーです。
・Only The Strong Survive/Precious Wilson(1987年)
個人的にお気に入りのダンスポップチューン。
・Give Give Give/Dance Aid(1987年)
Mix:Stock,Aitken&Waterman
ポール・ハードキャッスルのプロデュースで86年にR&B、ソウル系のアーティストが参加して発表
されたチャリティソング。翌年DANCE AIDとしてSAWがREMIX。
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